第121回日本消化器病学会九州支部例会・第115回日本消化器内視鏡学会九州支部例会

演題募集のご案内

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演題募集期間

2023年7月5日(水)~8月9日(水)正午迄
8月23日(水)正午まで延長
8月30日(水)正午まで再延長
※これ以降の延長はございません

演題募集を締め切りました。
多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

募集区分

セッション区分 テーマ 登録先 司会の言葉
シンポジウム1 食道・胃接合部疾患診療の現状と課題 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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シンポジウム1

食道・胃接合部疾患診療の現状と課題 【消化器病/内視鏡】

司会

南 ひとみ

(たちばなベイクリニック)

狩俣 弘幸

(琉球大学大学院 消化器・腫瘍外科学講座)

食道・胃接合部疾患の診療においては、その解剖学的・組織学的特性から、内視鏡観察を含む診断や治療アプローチにおける困難性を有する。Barrett食道癌や噴門部胃癌は、観察困難部位であり、内視鏡による適切な拾い上げ・質的診断が困難であること、ESDのアプローチが困難である等の課題がある。外科的には、胸腹両側へのリンパ流を有することや解剖学的・組織学的特性から手術の際のアプローチや再建法、内視鏡合同手術といった治療戦略の選択に悩むケースも見られる。また、逆流性食道炎や食道アカラシアを含む機能性疾患に対する診断・治療の面でも近年さまざまな新規手法が報告されている。本シンポジウムでは、良・悪性を問わず、食道・胃接合部診療を巡る諸問題について内科・外科双方から積極的な議論を期待したい。

シンポジウム2 生活習慣と関連する消化器疾患の「今」と「これから」 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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シンポジウム2

生活習慣と関連する消化器疾患の「今」と「これから」 【消化器病/内視鏡】

司会

新垣 伸吾

(琉球大学大学院 感染症・呼吸器・消化器内科学講座)

佐々木文郷

(鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学)

消化器領域には、アルコール・喫煙・肥満・糖尿病・食事・身体活動などの生活習慣と密接に関連して発症するさまざまな疾患が多く存在する。肥満は、胃食道逆流症、Barrett腺癌、脂肪肝、肝細胞癌、膵炎、膵癌などとの関連が指摘されている。糖尿病は、肝細胞癌、膵癌、大腸癌など消化器系の癌の罹患リスクを高めることが知られている。アルコール・喫煙は、頭頸部癌、食道扁平上癌、膵癌との関連がある。現在、肥満や糖尿病患者の増加に伴い、関連する消化器疾患の対応も重要で、早期発見のためのスクリーニング検査また禁酒、禁煙、食事運動による減量指導など各施設で様々な取り組みがなされていると思われる。本セッションでは、良性、悪性疾患を問わず、生活習慣と関連する消化器疾患診療の予防を含めた各施設での取り組みの「今」と「これから」を幅広く討議したい。臨床のみならず基礎研究の成果を含め多くの演題応募を期待する。

シンポジウム3 IBD診療のベストプラクティスを考える 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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シンポジウム3

IBD診療のベストプラクティスを考える 【消化器病/内視鏡】

司会

髙津 典孝

(福岡大学筑紫病院 炎症性腸疾患センター)

鶴岡ななえ

(佐賀大学医学部 内科学講座消化器内科)

炎症性腸疾患(IBD)診療においては、様々な病態および多様な社会背景をもつ患者に合わせた最適な診断や医療の提供が求められている。しかしながら、選択肢の増えた薬剤や様々なモダリティーやバイオマーカーをどのように、どういったタイミングで使用していくのか、またどのように使い分けていくのかは未だ明らかではない。また、個々のIBD患者にあったきめ細やかな医療を実践していくためにはチーム医療の実践が不可欠であり、現在各施設にて最良なチームの在り方が模索されている。
「IBD診療のベストプラクティス」を実現するために、上記を明らかにする各施設の現状や取り組みを共有することが望まれる。本セッションがその共有の場となるよう、各施設の基礎・臨床研究結果を持ち寄って討議を行っていきたい。

ワークショップ1 消化管出血のベストプラクティス 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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ワークショップ1

消化管出血のベストプラクティス 【消化器病/内視鏡】

司会

水上 一弘

(大分大学医学部 消化器内科)

金城  譲

(那覇市立病院 消化器内科)

消化管出血は今も昔も内視鏡医にとって大切な疾患である。近年の予防医学により消化性潰瘍、食道静脈瘤は減少しているものの、抗血栓薬療法等による消化管粘膜傷害、内視鏡治療後出血への対応、憩室出血や小腸出血など、多くの場面で止血処置は活躍している。
内視鏡的止血術は従来から多くの処置具や方法があるが、現在も次々と新しい治療法が登場している。消化管壁全層縫合器(OTSC)やバルーン内視鏡による止血は私たちに新しい可能性を与え、内視鏡用視野確保ゲルや吸収性局所止血材などはこれからのエビデンスとなり得る。
そこで今回は消化管出血に関する対応について議論したい。王道である消化管出血時の緊急内視鏡治療、多施設共同研究による消化管出血の治療成績から、新しい薬剤や止血方法の提案、止血困難例に対する工夫まで幅広く演題を募集する。九州の内視鏡医の経験や工夫をもとに、令和時代の消化管出血のベストプラクティスを模索していきたい。

ワークショップ2 進行肝細胞癌に対する集学的治療とその成績 消化器病
司会の言葉
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ワークショップ2

進行肝細胞癌に対する集学的治療とその成績 【消化器病】

司会

柏田 知美

(佐賀県医療センター好生館)

曽山 明彦

(長崎大学大学院 移植・消化器外科)

肝細胞癌に対する免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬の開発が進み、その有効性が明らかとなったことで、進行肝細胞癌に対する集学的治療の重要性が以前より更に高まったと言える。一方、免疫チェックポイント阻害薬、分子標的薬ともに殺細胞性抗がん薬とは異なる有害事象が生じることより、免疫関連有害事象(immune related adverse event:irAE)をはじめ多彩な有害事象に対するマネジメントの重要性も注目されている。本セッションでは、薬物療法、切除、TACE、HAIC等の適応、また各治療法をいかに組み合わせるかについて治療成績を呈示しながら議論していただくとともに、各施設における内科、外科、放射線科の連携の実際や安全対策に関する院内連携等についても広く紹介いただきたい。

ワークショップ3 膵嚢胞性疾患の診断と治療を考える! 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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ワークショップ3

膵嚢胞性疾患の診断と治療を考える! 【消化器病/内視鏡】

司会

岡部 義信

(久留米大学病院 消化器病センター)

大野慎一郎

(琉球大学大学院 消化器・腫瘍外科学講座)

近年、膵嚢胞に対する臨床実地医の意識向上や各画像診断modalityの進歩により膵嚢胞性疾患が多く発見されるようになったが、的確な診断法や経過観察法、あるいは治療方針の確立が重要である。膵嚢胞性疾患の代表格であるIPMNにおいては、国際ガイドラインが普及しているものの、HGDやIPMCの診断に確信たる診断法が少なく、IPMNの術式にも定まったコンセンサスが得られていない。MCNにおいては画像診断が中心となるが、鑑別困難な例も少なくなく、また悪性化や予後予測因子、さらには適切な手術適応の検討が必要であろう。SCNは形態にもバラエティがあり診断に難渋することも少なくない。そのほかに液状壊死や嚢胞変性を伴ったSPNやPNENなどの診断、非腫瘍性嚢胞やリンパ増殖性疾患の診断など、膵嚢胞性疾患の診断や治療には未だ多くのclinical questionがあり、本ワークショップの場で是非とも議論したい。多くの演題応募を期待する。

特別企画 患者さん視点で消化器診療の一翼を担う「メディカルスタッフゆいまーる」
〜沖縄からの発信〜
消化器病/内視鏡
司会の言葉
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特別企画

患者さん視点で消化器診療の一翼を担う「メディカルスタッフゆいまーる」
〜沖縄からの発信〜 【消化器病/内視鏡】

司会

江口有一郎

(医療法人 ロコメディカル ロコメディカル総合研究所)

砂川 綾美

(琉球大学病院 看護部)

消化器診療は日々の進化の中、COVID-19蔓延のピンチをチャンスと捉え、さらに多様な発展を遂げる中、多職種からなるメディカルスタッフの協働は高度医療の提供のみならず、地域医療・介護、地域の健康増進において欠かせない重要な原動力であり推進力です。九州は8県からなり、北の福岡から南の沖縄まで1,000kmを超え、消化器医療や地域保健においても地域性は多彩であり、各地における様々なメディカルスタッフやピアとしての患者会の皆さんの活躍や抱える課題や目標を共有することは、どのような立場の医療者にも有益であり、地域住民の健康増進の推進においても価値が高いことでしょう。本セッションのタイトルには「メディカルスタッフゆいまーる」という新しいスローガンを掲げました。「ゆいまーる」は沖縄の方言のひとつで、相互扶助、お互い様、助け合いを意味するそうで、この多職種で進める消化器診療にぴったりな言葉と思い、使わせていただきました。また消化器診療に関わる多職種からなるメディカルスタッフやピアとしての患者会の皆さんが沖縄に集って、このような大きなセッションでそれぞれの活動について議論しあう機会はおそらく初めてのことではないでしょうか?どんなに小さなことでも、ちょっとした工夫でも、自慢話でも苦労話でも大歓迎です。皆さんが日々、一生懸命に取り組んでいることを、美ら海の沖縄から全国に発信しましょう。

女性医師の会
特別企画
患者第一の消化器診療のために私たちはどう変わる?~上手なキャリアアップと休暇のとり方~ 消化器病/内視鏡
司会の言葉
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女性医師の会特別企画

患者第一の消化器診療のために私たちはどう変わる?
~上手なキャリアアップと休暇のとり方~ 【消化器病/内視鏡】

司会

眞喜志知子

(友愛医療センター 消化器内科)

島袋 鮎美

(琉球大学大学院 消化器・腫瘍外科学講座)

特別発言

高槻 光寿

(琉球大学大学院 消化器・腫瘍外科学講座)

2024年度からの働き方改革に向けて、消化器診療をいかに多くの医療者で協働するかがカギである。医療者が、上手に働き、上手に休暇をとることは、医療の質・安全を担保し“患者第一”の医療提供につながる。検査・治療手技が多岐にわたる消化器領域においては、女性の活躍やタスクシフトの継続的な推進などが重要であろう。
また、男性にはどんな支援が必要であろうか。2021年6月に育児・介護休業法が改正され、「育児・介護休暇」はジェンダーを超えて取得しやすい体制が敷かれつつある。積極的に子育てをしたい男性の声も聞かれるようになってきている一方で、上手に休暇をとる文化は、こと医療業界ではまだまだ未成熟である。男性の育児・介護休暇取得について臨床現場の医療者のニーズや課題を明らかにするために、各県でアンケートを行い共有したい。
本セッションでは、休みやすくかつキャリアアップしやすい個人の工夫や組織の在り方、男性育休の意義と実施方法について考えたい。実践例だけでなく、未解決の課題もぜひ積極的にご発表いただき、九州支部全体で共有し、今後の方策へつなげたい。

一般演題
研修医発表
(卒後2年迄)
専攻医発表
(卒後3年~5年迄)

採択結果

採択の結果は、9月下旬頃(予定)に例会ホームページへ掲載いたします。
発表区分は、会長にご一任ください。

入力項目について

  • 筆頭著者名、共著者名、所属機関名、連絡先電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、希望の演題分類、演題名、抄録本文などの必要項目をすべて入力してください。
  • 演題名と抄録本文の合計の文字数は、消化器病学会:全角896文字(半角1792文字)以内、消化器内視鏡学会:全角1000文字(半角2000文字)以内となります。制限を超えて登録する事はできませんのでご注意ください。
  • 日本消化器病学会は登録可能な最大著者数は20名(筆頭著者を含む)、所属施設数は10施設(複数選択可)まで、日本消化器内視鏡学会は登録可能な最大著者数は21名(筆頭著者を含む)、所属施設数は21施設(複数選択可)までとなります。
    ※日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会ともに、主題演題(シンポジウム・ワークショップ・特別企画)に限り、登録可能な最大著者数は 5名(筆頭著者を含む)となっております。 演題登録システムは6名以上登録できる仕様となっておりますが、主題演題で登録可能な最大著者数は4名(筆頭演者含み5名)までですので、6名以上登録しないようご注意ください。
  • 演題登録後は、必ず登録番号とパスワードを用いて、確認画面から、登録がなされているかの確認をおこなっていただきますようお願いいたします。(ブラウザのバグまたはUMINプログラム修正に伴うバグの新規発生等により、稀に登録完了のメールが届いたのに、または登録完了の画面が表示されたのに、登録が完了していなかったことが報告されております。)
  • 演題登録後も締め切り前であれば抄録等の訂正は可能です。その際には、登録番号およびパスワードが必要です。
  • 登録後の自動確認メールが届かない場合は、メールアドレスの誤記など登録が正常に完了されておりませんので、必ず、自動確認メールの受信を確認してください。

演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。

演題登録の注意点

暗号登録について

  • オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用をお願いします。
  • この暗号通信の使用により、第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改ざんしたりすることを防ぐことができます。従って、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨します。
  • ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダの設定に問題があるか、ブラウザが古い) もありますので、その際は平文通信をご利用ください。
  • 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。
  • 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。被害が演題・抄録以外にも及びます。
  • 平文通信をご利用の際は、こうした危険性を十分に考慮してください。

パスワードについて

  • 抄録を最初に登録するときに登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。登録番号、パスワードに関しての問い合わせには一切応じられませんので必ずメモをとるなど保管するようにしてください。演題応募時の登録番号とこのパスワードを用いることにより、登録後の変更が何回でも可能です。修正・確認は修正・確認画面より行ってください。

演題のカテゴリーについて

カテゴリー1

01.食道 02.胃・十二指腸 03.小腸 04.大腸
05.肝 06.胆 07.膵 08.その他

カテゴリー2

01.形態 02.機能 03.生化学 04.薬理 05.ウイルス
06.病理 07.炎症 08.潰瘍 09.腫瘍 10.消化吸収
11.胆石 12.肝炎 13.肝硬変 14.門脈 15.疫学
16.成因 17.病態生理 18.診断 19.画像 20.治療
21.手術 22.予後 23.その他

研修医発表・専攻医発表

COI(利益相反)状態について

演題口演発表時には、消化器病学会・消化器内視鏡学会共に、利益相反(COI)状態の開示が必要になります。
日本消化器病学会:http://www.jsge.or.jp/coi/shibu_coi/index.php
日本消化器内視鏡学会:https://www.jges.net/medical/procedure/coi

演題登録

日本消化器病学会

暗号通信

平文通信

日本消化器内視鏡学会

演題登録後1ヶ月以内に演題毎の発表者・共著者分のCOI報告書をまとめて提出ください。

暗号通信

平文通信

演題登録に関するお問合せ先

第122回日本消化器病学会九州支部例会
第116回日本消化器内視鏡学会九州支部例会 運営事務局
株式会社JTBコミュニケーションデザイン
〒810-0072 福岡県福岡市中央区長浜1-1-35 新KBCビル4階
TEL:092-751-3244 FAX:092-751-3250
E-mail:g122-e116@jtbcom.co.jp

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